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メタル頭脳的、時事ネタ・経済解説

経済報告とスーパーの行動

政府が月例経済報告を発表した。当然、悪化している。新聞記事でおもしろいことが書いてあった。「感染症の影響による極めて厳しい状況が続くとみこまれる」と予想した。と、書いてあった。こんなことは誰でも予想できる。経済のことに関して言えば、よくリーマンショックと比べられるが、リーマンショックとは話が違う。

 

飲食店経営が問題になっている。しかし、飲食店などに食材やアルコールなどの飲料を提供している会社も当然のこと売上は落ちる。給食産業も学校が休みなので大打撃でしょう。

 

どの業種でもそうだが、業績悪化は避けられないでしょう。日銀が社債やCP(コマーシャルペーパー)の購入を増やす方向とあるが、社債やCPを発行できる会社は大企業だけだ。それに日銀から受け取ったキャッシュが中小企業に行くか?

 

東京都が買い物を3日に1回と要請した。スーパーでの密集を避けるためだろうが、少し違和感を感じた。それはスーパー、ドラッグストアの努力だ。密集を避けるためには、まず新聞広告、ネット広告をやめる。ポイント3倍などをやめる。特売品をやめる。それと、レジ待ちはテープを貼って距離を保っているが、商品の袋詰めの場所で密接している。おかしい。おまけに午前中は高齢者が多い。

 

日本スーパーマーケット協会の担当者がこのようなことを言っている。「不要不急の買い物はしない、マスクを着ける、入店時にアルコール消毒を忘れない。結局、お客さんがこうした取り組みを徹底すること以外に、有効な感染抑止策はないのではないか」と話している。

 

アホな発言としか思えない。お客さんあってのスーパーマーケットなのに、感染拡大はお客の責任だと言っているようなものだ。このような頭が悪く、今の状況を把握できない担当者など、すぐにでもクビにするべきだ。