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メタル頭脳的、時事ネタ・経済解説

誰も見ないブログ メタル頭脳的な麻薬事情・倒産廃業

国連報告書で興味深い記事があった。麻薬の生産が減少している可能性があるとの報告だ。これも新型コロナウイルスの世界的流行による人手不足が原因だそうだ。ヘロインの原料となるケシの産地アフガニスタンでは収穫期を迎えているが人手不足らしい。おまけにヘロインを生産するのに必要な化学物質の取引も減り、生産減少の可能性があるそうだ。

 

コロンビアではコカイン生産に必要なガソリン不足、取り締まりで生産能力が落ちていると言うことだ。ペルーでは感染防止の移動制限で密輸が困難になり、コカの葉が半値近くになっているという。

 

密輸は陸路では国境管理が厳しいので海路にルート変更しているそうだ。当然、空路は不可能。日本に入ってくるコカインは激減しているそうだ。

 

しかし、よく考えてみると、国連がこれだけの情報収集できれば麻薬の取り引きをある程度は阻止できるのではないかと思うね・・・

 

ドイツのベルリンでも飲食店が2ヶ月ぶりに再開された。ブンデスリーガも無観客で再開された。ドイツ人もドイツの経済も我慢の限界に来たのであろう。日本でも飲食店の通常通りの営業ができるようになったが、経営状態は深刻だ。テレビを見ていると資金繰りが困難で閉店をする店主の話を聞いていると、アルコール依存症の俺としては心が痛い。

 

コロナウイルス関係の倒産件数が150社を超えた。個人事業の閉店、廃業を含めると相当数になると思われる。来月にはかなりの件数になるはずだ。

 

銀行業界もよく考えた方がいい。住宅ローンを含む借入がある個人、法人の借入元金は半年から1年ほど猶予した方がいい。今、このような状況で銀行が元金を回収してどうする。これが経済の落ち込みを回避する手段だ。

 

メタル頭脳的な経済のバロメーターは何と言っても、雇用情勢だと俺は思う。